先んずれば人を制す
読み方
さきんずればひとをせいす
意味
人より先に行動・着手すれば、有利な立場に立って相手を押さえ、主導権を握れるということ。勝負や交渉、仕事などで、先手を取る重要さを説く。
由来
中国の古典『史記』に見える「先んずれば人を制し、後るれば人に制せらる」に由来するとされる。日本への伝来時期は明確ではないが、漢籍の受容が進んだ古代〜中世以降に広く用いられるようになったと考えられる。
備考
「先んずれば人を制す」単独でも使うが、原形は対句の「後るれば人に制せらる」を伴うことが多い。やや硬い書き言葉で、ビジネスや論説で用いられる。
例文
- 新規市場では、先んずれば人を制すで、競合より早く参入した。
- 交渉は情報収集が鍵だ。先んずれば人を制すというだろう。
- 大会前に対策を打っておけば、先んずれば人を制すで有利に戦える。
- 災害対応は初動が命だ。先んずれば人を制すを忘れるな。
- 彼はいつも先んずれば人を制すの姿勢で、周囲より一歩早く動く。
類義語
- 先手必勝
- 先手を打つ
- 機先を制す
対義語
- 後手に回る
- 後れを取る