便りのないのは良い便り
読み方
たより の ない のは よい たより意味
連絡がないのは、問題や変事が起きていない証拠で、安心できるということ。特に離れて暮らす家族や知人について、悪い知らせが届かない状態を「無事でいるのだろう」と前向きに受け取るときに使う。由来
古くからある「無沙汰は無事の便り」と同趣旨の言い回しで、手紙(便り)が通信手段だった時代に、平穏なときは特に知らせを出さず、異変があるときに連絡が来るという生活感覚から生まれたとされる。成立年代は特定しにくく、明確な初出年代は不詳。備考
必ずしも常に真ではなく、相手の状況によっては確認が必要。口語でよく用い、「便りのないのがよい便り」とも言う。例文
- 一人暮らしの息子からしばらく連絡がないが、便りのないのは良い便りだと思って見守っている。
- 海外赴任中の同僚は忙しいのだろう。便りのないのは良い便りだ。
- 災害のあとで連絡が取れず心配したが、便りのないのは良い便りだと信じて待った。
- 祖母は『便りのないのは良い便り』と言うけれど、たまには声を聞かせてほしい。
- 結果がまだ来ないのは不安だが、便りのないのは良い便りと思って落ち着こう。
類義語
- 便りのないのがよい便り
- 音沙汰なしはよい知らせ
- 無沙汰は無事の便り
対義語
- 便りがあるのは悪い便り
- 悪い便り