住めば都
読み方
すめば みやこ意味
どんなに不便だったり気に入らなかったりする土地や環境でも、実際に住み慣れてしまえば愛着がわき、自分にとって暮らしやすい場所に感じられるという意味。由来
「都」は古くは京都のように人や物が集まる便利で華やかな場所を指す。田舎や見知らぬ土地でも、住み慣れれば都のように感じるという生活実感から生まれた俗諺。成立年は不詳だが、江戸時代(17〜19世紀)には広く用いられていたとされる。備考
引っ越し・転勤・留学など新しい環境に慣れる話でよく使う。前向きな励ましとして使われるが、相手の苦労を軽く扱わない配慮も必要。例文
- 最初は地方への転勤が不安だったが、半年もすれば住めば都で、今ではこの町が大好きだ。
- 古いアパートでも、工夫して暮らしているうちに住めば都と思えるようになった。
- 海外生活は大変そうに見えたけれど、友人は住めば都だと言って楽しんでいる。
- 駅から遠い家に引っ越したときは後悔したが、静かで自然が多く、まさに住めば都だった。
- 新しい学校になじめるか心配していた弟も、今では住めば都で毎日楽しく通っている。
類義語
- 住まば都
- 地獄も住み家
- 住めば都の風が吹く