仲人七嘘
読み方
なこうど ななうそ意味
縁談をまとめる仲人は、相手をよく見せようとして欠点を隠したり誇張したりし、いくつも嘘をつくものだという意味。転じて、仲介者や紹介者の話は利害が絡むため、そのまま信用しすぎてはいけないという戒め。由来
正確な成立年は不明。江戸時代以降、見合い婚や仲人制度が広く行われる中で、縁談を成立させるために仲人が双方に都合のよい説明をする慣習を皮肉って生まれたことわざとされる。備考
現代では見合い婚の減少により日常使用は少なめ。人を紹介する場面への皮肉として使えるが、当事者に直接言うと失礼になりやすい。例文
- 「彼は欠点が一つもない」と聞いたが、仲人七嘘と思って自分でも確かめることにした。
- 縁談の席では仲人七嘘というから、条件のよい話ほど慎重に聞くべきだ。
- 紹介者の説明を信じ切っていたが、あとで仲人七嘘だったと分かった。
- 祖母は、見合いの前に「仲人七嘘だから、相手の人柄は自分の目で見なさい」と言った。
- 営業担当の話を聞いて、まるで仲人七嘘だなと苦笑した。
類義語
- 仲人口は半分に聞け
- 仲人の言葉は割り引いて聞け
対義語
- 正直は一生の宝
- 正直の頭に神宿る
- 嘘つきは泥棒の始まり