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仏も昔は凡夫

読み方

ほとけ も むかし は ぼんぷ

意味

立派な仏でさえ、初めから悟っていたのではなく、もとは煩悩をもつ普通の人だったということ。そこから、今は未熟な人でも努力や修行によって成長できること、現在の姿だけで人を見下してはならないことのたとえ。

由来

仏教に由来することわざ。原形は平安時代末期、後白河法皇撰『梁塵秘抄』(1179年頃)に見える今様「仏も昔は凡夫なり、われらも終には仏なり…」とされる。仏も修行以前は凡夫だったのだから、人は誰でも向上しうるという教えから広まった。

備考

仏教的背景をもつ語。相手を見下さず、成長の可能性を認める文脈で使う。原典では「仏も昔は凡夫なり」と続く。

例文

  • 「仏も昔は凡夫」というように、名人でも最初から上手だったわけではない。
  • 新人の失敗を責めすぎるな、仏も昔は凡夫だ。
  • 彼は不合格が続いたが、仏も昔は凡夫と自分に言い聞かせて努力した。
  • 子どもの成長を見守るときは、仏も昔は凡夫という気持ちを忘れたくない。
  • 師匠は弟子に「仏も昔は凡夫。焦らず修行を続けなさい」と諭した。

類義語

  • 千里の道も一歩から
  • 玉磨かざれば器を成さず
  • 雨垂れ石を穿つ

対義語

  • 栴檀は双葉より芳し
  • 三つ子の魂百まで

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