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今日の一針明日の十針

読み方

きょう の ひとはり、 あす の とはり

意味

小さな手直しや用事でも、気づいたその日に少し手を入れておけば被害や手間は最小で済むが、先延ばしにすると問題が大きくなり、後で何倍もの労力が必要になるというたとえ。

由来

裁縫のたとえから生まれたことわざで、衣服のほつれなどを「今日」一針だけでも縫って直せば済むのに、放置すると裂け目が広がって「明日」には十針も必要になる、という生活実感に基づく。成立年代は明確ではない(江戸期以前から口承で用いられたとされるが確証はない)。

備考

「一針」「十針」は誇張表現で、先延ばしの損を戒める。句読点を入れて「今日の一針、明日の十針」とも言う。裁縫以外(仕事・勉強・健康)にも広く使える。

例文

  • レポートの誤字は今日の一針明日の十針だよ、今のうちに直しておこう。
  • 家計簿の入力を溜めると今日の一針明日の十針になるから、毎日5分で済ませている。
  • 小さなクレーム対応こそ今日の一針明日の十針、すぐ連絡しておいた。
  • 虫歯の違和感を放っておいたら悪化した。まさに今日の一針明日の十針だ。
  • コードのリファクタリングを先延ばしにすると今日の一針明日の十針で、後で大改修になる。

類義語

  • 今日の一針、明日の十針
  • 思い立ったが吉日
  • 善は急げ
  • 鉄は熱いうちに打て
  • 備えあれば憂いなし

対義語

  • 後回しにする
  • 先延ばしにする
  • 怠ける
  • 明日でいい

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