人通りに草生えず
読み方
ひとどおり に くさ はえず意味
人が頻繁に通る道には草が生えないことから、人の出入りや利用が多い場所・物事は荒れたり衰えたりしにくいという意味。商売では、客足や往来が多い所ほど繁盛しやすい、また人との交流が絶えない関係はさびれにくい、というたとえにも使う。由来
人がよく歩く道では踏み固められて草が生えにくいという日常的な観察から生まれたことわざ。正確な成立年や初出は不詳だが、街道や村道の往来が生活に密接だった時代からの俗諺と考えられ、近世以降に広く用いられるようになったとされる。備考
やや古風な表現。文字どおりの道だけでなく、商売・地域活動・人間関係・情報発信など「人の行き来や利用がある場」に広くたとえて使える。例文
- 駅前の店は多少家賃が高くても、人通りに草生えずで客が途切れにくい。
- 毎日誰かが出入りしているこの公民館は、人通りに草生えずというように、いつも活気がある。
- ブログも更新をやめると読者が離れる。人通りに草生えずで、こまめな発信が大切だ。
- 商店街の復興には、まず人が歩きたくなる仕掛けが必要だ。人通りに草生えずということだね。
- 祖母の家は親戚がよく集まるので古い家なのに明るい。まさに人通りに草生えずだ。
類義語
- 人の通る所に草生えず
- 人の通る道に草は生えぬ
- 門前市を成す
- 千客万来
対義語
- 門前雀羅を張る
- 閑古鳥が鳴く
- 人跡未踏
- 人影もない