人を見たら泥棒と思え
読み方
ひと をみたら どろぼう とおもえ意味
他人は信用しすぎず、初対面の相手や見知らぬ人に対しては「盗みなどの害を加えるかもしれない」と疑うくらいの心構えで用心せよ、という戒め。人を悪く決めつけるというより、被害に遭わないための防犯・自衛の注意を促す言い方。由来
江戸時代の町人社会で盗難が身近だったことを背景に、防犯の心得として広まったとされる。特定の作者や初出年ははっきりせず、成立時期の詳細は不明。近世以降の口語的な教訓句として定着した。備考
防犯の教訓だが、言い方が強く差別的・偏見的に受け取られやすい。対人関係では冗談や内輪以外での使用は避け、状況に応じて「用心に越したことはない」などに言い換えると無難。例文
- 旅行先では人を見たら泥棒と思えで、貴重品は肌身離さず持っておけ。
- 繁華街では人を見たら泥棒と思えと言うし、バッグは前に抱えたほうがいい。
- 彼は過去に盗難被害に遭って以来、人を見たら泥棒と思えを口癖にしている。
- 子どもには言い方がきついが、人を見たら泥棒と思えくらいの用心は教えておきたい。
- 警備の仕事では、人を見たら泥棒と思えの姿勢で不審な動きを見逃さない。
類義語
- 人を見たら盗人と思え
- 用心に越したことはない
- 転ばぬ先の杖
- 備えあれば憂いなし
- 君子危うきに近寄らず
対義語
- 人を見たら善人と思え
- 疑うより信じよ