世間は広いようで狭い
読み方
せけん は ひろいようで せまい意味
世の中は一見広大で人も多いように見えるが、実際には人間関係や出来事のつながりが意外に近く、思わぬところで知人に出会ったり、噂や情報が回りやすかったりするというたとえ。由来
近代以降に一般化した言い回しとされるが、特定の典拠や成立年(初出)がはっきりした形では確認しにくい。交通・通信の発達により「世間」の距離感が縮まる感覚を背景に広まった表現だと考えられる(年代は不詳)。備考
「意外な縁・再会」や「噂が回る」場面で用いる。やや口語的で、文末に「ね/なあ/ものだ」を添えて感想として言うことが多い。例文
- 出張先で学生時代の友人にばったり会うなんて、世間は広いようで狭いね。
- 転職先に前の会社の取引先がいて驚いた。世間は広いようで狭い。
- SNSでつながった人が実は近所の人だったよ。世間は広いようで狭いなあ。
- 悪いことはできないよ、世間は広いようで狭いからすぐ噂が回る。
- 旅行先の小さな店で同郷の人に会った。世間は広いようで狭いものだ。
類義語
- 世間は狭い
- 世の中は狭い
- 世間は案外狭い
- 世界は広いようで狭い
対義語
- 世間は広い
- 天下は広い