世の中捨てたものじゃない
読み方
よのなか を すてた もの じゃない意味
世の中は冷たいことばかりではなく、思いがけない親切や助け、希望があるので、悲観しすぎる必要はないという意味。つらい状況で人の情けに触れたり、良い出来事が起きたりしたときに用いる。由来
近代以降の口語的な言い回しとして広まったとされ、特定の典拠や成立年代(年号)が明確に定まっているわけではない。世間への失望を打ち消す形で「捨てたものじゃない(=見限るほど悪くない)」と評価を改める表現から定着した。備考
感想として文末で使うのが一般的。「世の中捨てたもんじゃない」と口語で「もの」を省く形も多い。皮肉で逆に言う場合もある。例文
- 落とした財布がそのまま戻ってきた。世の中捨てたものじゃない。
- 知らない人が電車で席を譲ってくれて、世の中捨てたものじゃないと思った。
- 失敗続きで落ち込んでいたけれど、励ましの言葉をもらって世の中捨てたものじゃないと感じた。
- こんなに早く支援が集まるなんて、世の中捨てたものじゃないね。
- ニュースは暗い話題が多いけど、こういう出来事を見ると世の中捨てたものじゃない。
類義語
- 世の中まだまだ捨てたものじゃない
- 捨てたもんじゃない
- まんざらでもない
- 世間も捨てたものではない
対義語
- 世の中捨てたものだ
- 世も末だ
- 世の中は甘くない