下手の長談義
読み方
へた の ながだんぎ意味
話や説明の下手な人ほど、要点をまとめられず、だらだらと長く話してしまうということ。内容が乏しいのに時間だけが長く、聞き手を退屈させる話しぶりを戒める表現。由来
「談義」はもともと仏法を説き聞かせる講話の意。話の巧拙が目立つ説教・講釈の場から、下手な者ほど長々と語るというたとえになったとされる。成立時期は不詳だが、近世以降の口承・俗諺として広まったと考えられる。備考
人の話し方を批判する表現なので、面と向かって使うと失礼になりやすい。自戒や第三者への評として用いるのが無難。例文
- 部長の説明は結論が見えず、まさに下手の長談義だった。
- 発表は五分で十分なのに、彼は下手の長談義で二十分も話した。
- 下手の長談義にならないよう、先に要点を三つに絞って話そう。
- 内容の薄いスピーチを延々と聞かされ、皆が下手の長談義だと感じていた。
- 新人研修では、下手の長談義を避け、短く具体的に説明することが大切だ。
類義語
- 下手の長話
- 長広舌
- 長口上
対義語
- 簡にして要を得る
- 簡潔明瞭
- 要領を得た話