下手な鉄砲も数打てば当たる
読み方
へたな てっぽうも かずうてば あたる意味
技量が十分でない人でも、何度も挑戦したり数多く試したりすれば、そのうち偶然や経験の積み重ねによって成功することがある、という意味。行動量の大切さをいう一方で、やみくもに数だけ重ねる様子をやや皮肉っぽく表すこともある。由来
由来は、射撃が下手でも弾をたくさん撃てば、偶然命中することがあるという文字どおりの情景にある。正確な初出年は不明だが、鉄砲が日本に伝来して普及した近世(16〜17世紀以降)に生まれ、少なくとも江戸時代には定着していたと考えられる。備考
励ましとしても、無計画に手数だけ増やすことへの皮肉としても使う。『下手』という語を含むため、相手本人に向けると失礼に聞こえる場合がある。例文
- 営業では、最初から完璧な提案ができなくても、下手な鉄砲も数打てば当たるで、まずは多くの顧客に声をかけることが大切だ。
- 彼は何本も短編を書き続け、十作目で賞を取った。まさに下手な鉄砲も数打てば当たるだ。
- 就職活動で手当たり次第に応募するのは考えものだが、下手な鉄砲も数打てば当たるという面も否定できない。
- 広告案を何十本も出した結果、そのうちの一つが大ヒットした。下手な鉄砲も数打てば当たるとはこのことだ。
- 失敗を恐れずに何度も挑戦していたら、ついにオーディションに受かった。下手な鉄砲も数打てば当たるね。
類義語
- 犬も歩けば棒に当たる
- 当たって砕けろ
- 数打ちゃ当たる
対義語
- 百発百中
- 一発必中