下手な鉄砲も数打てば当たる
読み方
へたな てっぽうも かず うてば あたる意味
腕前が未熟でも、同じことを何度も試したり数をこなしたりすれば、偶然うまくいくことがある、というたとえ。成功は実力だけでなく試行回数や運にも左右される、という含みで用いる。由来
鉄砲の腕が下手な人でも、たくさん撃てばたまたま命中することがある、という経験則から生まれたことわざ。成立年代は明確ではないが、鉄砲が一般化した近世(江戸時代以降)に広まったとされる。備考
「数をこなす大切さ」を言う一方、やみくもに回数だけ増やす態度を揶揄する皮肉としても使われる。ビジネスでは「量→質」の文脈で用いられがち。例文
- 彼の企画は荒削りだが、下手な鉄砲も数打てば当たるで、出し続けるうちにヒットが出るかもしれない。
- 応募に落ち続けても、下手な鉄砲も数打てば当たると思って、毎週エントリーした。
- 営業は断られて当たり前。下手な鉄砲も数打てば当たるで、まずは件数を増やそう。
- 勉強が苦手でも、問題を数多く解けばコツがつかめる。下手な鉄砲も数打てば当たるだ。
- 宝くじは運だけど、下手な鉄砲も数打てば当たると言って、彼は毎回少しずつ買っている。
類義語
- 当たるも八卦当たらぬも八卦
- 数こそ力
- 継続は力なり
対義語
- 一発必中
- 百発百中
- 狙い撃ち