上手の手から水が漏れる
読み方
じょうず の て から みず が もれる意味
どんなに上手な人でも、時には失敗したり見落としがあったりするというたとえ。熟練者の手からでも水がこぼれるように、完璧な人はいないので油断せず注意が必要だ、という戒めにも用いる。由来
水をすくう・運ぶ「手」から水が漏れるという日常的な比喩を用い、名人でも失策は避けられないことを示したことわざ。成立年代は明確ではなく不詳だが、江戸期以降の口語的表現として広まったとされる。備考
「弘法にも筆の誤り」「猿も木から落ちる」に近い意味。失敗を責めるより、誰にでも起こり得るとして注意喚起・慰めに用いる。例文
- ベテランの職人でも、上手の手から水が漏れることがあるから、最終チェックは欠かせない。
- 今回の入力ミスは痛いが、上手の手から水が漏れると言うし、次は手順を見直そう。
- 彼はいつも完璧に見えるが、上手の手から水が漏れるで、たまにうっかりする。
- 監督も人間だ。上手の手から水が漏れることもあるさ。
- 上手の手から水が漏れるを肝に銘じて、慣れた作業ほど慎重に進めた。
類義語
- 猿も木から落ちる
- 弘法にも筆の誤り
- 釈迦にも経の読み違い
- 河童の川流れ
対義語
- 常に完璧である
- 失敗知らず
- 万全を期す