上り坂あれば下り坂あり
読み方
のぼりざか あれば くだりざか あり意味
人生や物事には、調子のよい時期もあれば悪い時期もあるということ。成功や繁栄がいつまでも続くとは限らず、反対に苦しい状況も永遠ではない、という浮き沈みのある世の中をたとえる言葉。由来
坂道には上りがあれば下りもあるという日常的な観察を、人生や運勢の起伏にたとえたもの。特定の作者や初出は確認されておらず、成立年代は不詳。近世以降の民間的な言い回しとして広まったと考えられる。備考
人生訓として使われる表現。好調な相手への戒めにも、不調な相手への慰めにも使えるが、文脈によっては説教臭く聞こえることがある。例文
- 会社が急成長している今こそ、上り坂あれば下り坂ありと心得て慎重に経営すべきだ。
- 試験に落ちて落ち込んでいた彼に、母は「上り坂あれば下り坂あり。次があるよ」と励ました。
- スポーツの成績は波がある。上り坂あれば下り坂ありだから、一度の不振で諦める必要はない。
- 投資で大きく利益が出たが、上り坂あれば下り坂ありと思って、利益の一部を安全な資産に移した。
- 若いころは苦労続きだったが、上り坂あれば下り坂ありで、今では穏やかな生活を送っている。
類義語
- 山あれば谷あり
- 沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり
- 禍福は糾える縄の如し
- 楽あれば苦あり
- 人生楽ありゃ苦もあるさ
対義語
- 栄枯盛衰なし
- 順風満帆