三人旅の一人乞食
読み方
さんにんたび の ひとりこじき意味
三人で行動すると、二人が親しくなったり相談を進めたりして、残りの一人が仲間外れになりやすいということ。奇数、とくに三人組では人間関係の均衡が崩れ、一人だけ不利な立場や寂しい立場に置かれがちだという戒め。由来
由来の詳細や初出年代は不詳。昔の旅では、宿泊・食事・荷物の分担などで二人組のほうが都合がよく、三人連れでは一人が余って世話を受けにくくなることから生まれた言い方とされる。江戸時代以降、旅が庶民に広がったころの経験則に基づく俗諺と考えられるが、正確な成立年は不明。備考
「乞食」は現在では差別的・不快に受け取られることがある語。ことわざとして引用する場合も、相手や場面に配慮し、説明的に言い換えるのが無難。例文
- 旅行の計画を三人で立てたが、二人だけで盛り上がってしまい、まさに三人旅の一人乞食だった。
- 仲のよい友人同士でも、三人で長く行動すると三人旅の一人乞食になりやすいから気をつけたい。
- 班を三人にしたら一人だけ作業がなくなってしまい、先生が三人旅の一人乞食にならないよう役割を分けた。
- 彼女は二人が内緒話ばかりするので、三人旅の一人乞食のような気分になった。
- 三人旅の一人乞食というから、出張のチームは四人にして、誰か一人が孤立しないようにした。
類義語
- 三人旅は一人乞食
- 三人連れは一人余る
- 三人寄れば一人は仲間外れ