七人の敵あり
読み方
しちにん の てき あり意味
どんな人でも、世の中には自分を憎んだり妬んだりして害しようとする者が少なからずいる、ということ。人の評判は一様ではなく、敵対者が生まれるのは避けがたいという戒めとしても用いる。由来
出典・成立年代ははっきりしない。江戸期のことわざ集などで見られる形で、「人には必ず敵がいる」という世間観を「七人」という具体的な数で言い切って強調した表現とされる(七は慣用的に「多い」の意を帯びることがある)。備考
「七人」は実数というより「少なくない数」のたとえ。主に忠告・自戒として用い、特定の七人を指す意味ではない。言い切りで「七人の敵がある」とも言う。例文
- 出世すれば七人の敵ありと言うし、足を引っ張られても驚くな。
- 正論を通すほど七人の敵ありで、反発も買いやすい。
- 七人の敵ありだから、情報管理だけは徹底しよう。
- 人気商売は七人の敵あり、批判が出るのも織り込み済みだ。
- 七人の敵ありとはいえ、敵を増やす言い方は避けたい。
類義語
- 人の敵は多い
- 敵は多い
- 四面楚歌
- 孤立無援
対義語
- 味方が多い
- 衆人に愛される