一芸は道に通ずる
読み方
いちげい は みち に つうずる意味
一つの芸や技術を深く極めれば、その道理や関連分野にも理解が及び、人生の進むべき道や生き方にも役立つ、という意味。何か一つを徹底して磨くことの価値を説く。由来
特定の典拠や成立年代は明確ではない(不詳)。「一芸」「道(みち)」はともに古くから用いられる語で、芸道・武道などの世界で「道」を究める発想と結びつき、近世以降の教訓的な言い回しとして定着したと考えられる。備考
「一つを極めれば他にも通じる」という励ましに用いる。万能を否定する語ではなく、まず軸となる専門を作る意。類似に「芸は身を助く」。例文
- 彼は料理一筋だが、一芸は道に通ずるで、段取りも経営感覚も身につけている。
- 一芸は道に通ずると言うし、まずはプログラミングを徹底的に磨こう。
- 若いころに一つ打ち込んだ経験があると強い。一芸は道に通ずるからだ。
- 趣味の写真がきっかけで取材の仕事に就けたのは、一芸は道に通ずるの例だと思う。
- いろいろ手を出すより、一芸は道に通ずると信じて書道を続けている。
類義語
- 一芸に秀でる
- 一芸に長ずる
- 一芸に通ずる
- 芸は身を助く
- 好きこそ物の上手なれ
対義語
- 器用貧乏
- 広く浅い