一枚上手
読み方
いちまい うわて意味
相手よりも技量・経験・知恵などが一段優れていて、駆け引きや勝負で相手を上回っていること。多くは「彼のほうが一枚上手だ」のように、比較して相手のほうが有利・巧みだと認める場面で使う。由来
語源は「上手/下手」と「一枚」を重ねた表現で、「一枚」は差がわずか一段(紙一枚ぶん)上であることをたとえる。成立年代は特定しにくく、江戸期以前からの用例があるとされるが、明確な初出年は不詳。備考
「一枚上手(だ)」の形で、相手の巧みさを認める言い方。謙遜・称賛の含みが強い。否定的に使う場合は「ずるい」より「巧み」のニュアンス。200字以内。例文
- 交渉では先方が一枚上手で、こちらの意図を先に読まれてしまった。
- 将棋は強いと思っていたが、師匠はやはり一枚上手だ。
- 彼女の切り返しは一枚上手で、思わず黙ってしまった。
- 策を練ったつもりでも、相手が一枚上手で手の内を見抜いていた。
- 新人の挑戦を受けても、ベテランが一枚上手で落ち着いて対応した。
類義語
- 上手の上
- 一段上
- 一日の長がある
- 腕が立つ
- 百戦錬磨
- 老練
- 手練れ
対義語
- 一枚下手
- 未熟
- 不慣れ