一日の長
読み方
いちにち の ちょう意味
他人より少しでも早く始めていたことによって、経験や知識が一歩分だけ上回っていること。大差はないが、その「一日分」の先行が優位として働く、というたとえ。由来
「一日の長」は、他より一日(わずかに)長くその事をしている=その分だけ経験がある、という発想から生まれた慣用的表現。成句としての成立時期は諸説あるが、特定の成立年・典拠は不詳。江戸期以降の用例が多いとされる。備考
「一日の長がある/一日の長をもつ」の形で用いる。わずかな差を強調する言い方で、相手を立てる含みになることもある。例文
- 彼はこの分野では一日の長があるから、任せれば安心だ。
- 新入社員同士でも、配属が早かった彼女には一日の長がある。
- 経験はまだ浅いが、一日の長で要領をつかむのが早い。
- 先に現場に入っていた私には一日の長があり、段取りを教えられた。
- 同じ年に始めたとしても、彼のほうが一日の長で結果を出している。
類義語
- 一歩先んじる
- 先鞭をつける
- 経験で勝る
- 年季が入る
対義語
- 五十歩百歩
- どんぐりの背比べ