一念岩をも通す
読み方
いちねん は いわ をも とおす意味
強い信念をもって一つのことに打ち込めば、どんなに困難に見えることでも成し遂げられる、というたとえ。固い岩さえ貫くほどの「一念(強い思い)」の力を説き、粘り強い努力や執念の大切さを表す。由来
出典は中国の古典『後漢書』にある「精誠、金石をも貫く(精誠金石為開)」の趣旨に基づくとされ、日本ではそれを踏まえて「一念岩をも通す」という形でことわざ化した。日本での成立年代は特定しにくく、いつ頃定着したかは不詳。備考
「一念」は一瞬の思いつきではなく、揺るがない強い決意の意。努力・根気を励ます場面で用いる。やや硬めの表現で、スピーチや文章にも向く。例文
- 受験は長丁場だが、一念岩をも通すで最後まで勉強を続けよう。
- 彼は失敗しても諦めず、一念岩をも通す勢いで研究を完成させた。
- 起業は簡単じゃない。でも一念岩をも通すと言うし、信じた道を進むよ。
- 治療はつらい日もあるが、一念岩をも通すと思ってリハビリを欠かさない。
- 周囲に無理だと言われても、一念岩をも通す覚悟で挑戦し続けた。
類義語
- 石の上にも三年
- 継続は力なり
- 初志貫徹
- 愚公山を移す
対義語
- 三日坊主
- 朝令暮改
- 優柔不断