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一人口は食えぬが二人口は食える

読み方

ひとりぐち は くえぬ が ふたりぐち は くえる

意味

一人で暮らしていると生活を立てるのが難しくても、二人で力を合わせれば何とか暮らしていけるという意味。特に、夫婦や共同生活では収入・労力・家事を分担でき、生活の効率がよくなることをいう。結婚を勧める文脈で使われることも多い。

由来

正確な成立年代や初出は不明。生活費や労働を夫婦・家族で分担する庶民生活の知恵から生まれたことわざとされる。近世、特に江戸時代以降の農村・町人社会で広まった言い回しと考えられるが、確定した文献上の年代は不詳。

備考

現代では結婚を当然視する表現として古風に聞こえる場合がある。相手に結婚を勧める際は、価値観の押しつけにならないよう注意が必要。

例文

  • 一人暮らしの家賃が重くて悩んでいたが、結婚後はまさに「一人口は食えぬが二人口は食える」だと感じた。
  • 彼は収入が少ないから結婚は無理だと言うが、祖母は「一人口は食えぬが二人口は食えるものだ」と励ました。
  • 二人で店を始めてから家計が安定し、一人口は食えぬが二人口は食えるという言葉を実感している。
  • 都会で一人で生活するのは大変だが、友人と共同生活をすれば、一人口は食えぬが二人口は食える場合もある。
  • 昔の人は、夫婦で支え合えば貧しくても暮らせるという意味で「一人口は食えぬが二人口は食える」と言った。

類義語

  • 一人より二人
  • 二人口は過ごせる
  • 二人なら食える
  • 三人寄れば文殊の知恵

対義語

  • 船頭多くして船山に登る

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