のど元過ぎれば熱さを忘れる
読み方
のどもと がすぎれば あつさ をわすれる意味
苦しいことや危険なことが過ぎ去ってしまうと、そのとき感じた痛み・恐怖・つらさを忘れて、注意や用心を怠ったり、同じ失敗を繰り返したりしやすいというたとえ。由来
熱い物を飲み込むと喉元(のどもと)が熱く痛むが、通り過ぎてしまえばその熱さをすぐ忘れてしまう、という日常的体験に基づく。成立年代は明確ではないが、近世(江戸時代)頃から用例が見られるとされる。備考
戒めとして用いられる。熱さを「忘れる」対象は苦労・恐怖・教訓などにも広げられる。会話・文章どちらでも使える。例文
- 事故の直後は安全確認を徹底していたのに、のど元過ぎれば熱さを忘れるで、最近は手順が甘い。
- 痛い目に遭ったはずなのにまた同じ投資をするなんて、のど元過ぎれば熱さを忘れるだね。
- テスト前に徹夜して懲りたと言っていたのに、のど元過ぎれば熱さを忘れるでゲームばかりしている。
- 台風の被害を経験した地域でも、のど元過ぎれば熱さを忘れるで備蓄をやめてしまうことがある。
- 彼は病気のときは健康に気をつけると言うが、のど元過ぎれば熱さを忘れるタイプだ。
類義語
- 喉元過ぎれば熱さを忘れる
- 過ちて改めざるこれを過ちという
- 懲りない
- 同じ轍を踏む
対義語
- 転ばぬ先の杖
- 石橋を叩いて渡る
- 用心に越したことはない