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すずめの涙

読み方

すずめ の なみだ

意味

量がきわめて少ないことのたとえ。もらったお金や増えた分などが、期待や必要に比べてごくわずかで、ほとんど足しにならないという気持ちを表す。

由来

「雀(すずめ)」は小さな鳥で、流す涙もごくわずかだろうという発想から「きわめて少量」を表す比喩になった。成立した正確な年代は不明だが、江戸時代以降の口語表現として広く定着したとされる。

備考

「すずめの涙ほど」とも言う。金額・量など具体的な“少なさ”に使い、努力そのものを否定するより「少量で物足りない」ニュアンスを強く出す表現。

例文

  • ボーナスが出たけど、ローンの支払いに比べたらすずめの涙だ。
  • 値引きはありがたいが、合計からするとすずめの涙程度にしかならない。
  • 彼の寄付は気持ちは立派だが、被害の規模に対してはすずめの涙だった。
  • 残業代が少し増えても、家計の足しにはすずめの涙だよ。
  • 貯金を始めたが、最初の一か月はすずめの涙みたいな額しかたまらなかった。

類義語

  • 雀の涙ほど
  • 猫の額
  • 焼け石に水
  • 九牛の一毛
  • 微々たるもの

対義語

  • 莫大(ばくだい)
  • 山ほどある
  • 潤沢(じゅんたく)

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