針ほどのことを棒ほどに言う
読み方
はりほど の こと を ぼうほど に いう意味
ごく小さなことや些細な出来事を、まるで重大なことのように大げさに言うこと。事実を必要以上にふくらませて伝える態度を批判するときに使う。由来
細く小さい「針」ほどの物事を、太く大きい「棒」ほどに見せて言うという比喩から生まれた表現。初出年は不明だが、江戸時代には同趣旨の言い回しが広まっていたと考えられる。四字熟語「針小棒大」とも関係が深い。備考
やや批判的な表現で、人の話を「誇張だ」と指摘する場面に使う。日常会話では四字熟語「針小棒大」のほうが簡潔に響く場合もある。例文
- 彼は失敗を針ほどのことを棒ほどに言うので、話を聞くときは注意が必要だ。
- 少し注意されただけなのに、針ほどのことを棒ほどに言って落ち込んでいる。
- その噂は、誰かが針ほどのことを棒ほどに言った結果だろう。
- 会議で問題を報告するのは大切だが、針ほどのことを棒ほどに言ってはいけない。
- 母は心配性で、私の咳一つでも針ほどのことを棒ほどに言うことがある。
類義語
- 針小棒大
- 大げさに言う
- 誇張する
- 尾ひれをつける
- 大風呂敷を広げる
対義語
- ありのままに言う
- 等身大に言う
- 控えめに言う