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過ぎたるは及ばざるが如し

読み方

すぎたるはおよばざるがごとし

意味

何事も度を越してやり過ぎるのは、足りないのと同じくらい良くない、という戒め。能力・努力・節約・気遣いなども、過度になると害になりうるので、適度・中庸が大切だという意味。

由来

出典は孔子の言行をまとめた『論語』(先秦〜前漢期に成立、紀元前後に編纂が進んだとされる)。「過ぎたるは猶(なお)及ばざるが如し」という句に由来し、物事は行き過ぎても不足しても同様に良くないという中庸の考えを述べたもの。

備考

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」と「猶」を入れる形も多い。硬めの言い回しで、戒め・教訓として用いる。

例文

  • 健康のための運動も、過ぎたるは及ばざるが如しで、やり過ぎれば故障する。
  • 節約は大事だが、過ぎたるは及ばざるが如しで、必要な投資まで削ると損をする。
  • 部下への指導も、過ぎたるは及ばざるが如し。細かく言い過ぎると萎縮させてしまう。
  • 善意のアドバイスでも、過ぎたるは及ばざるが如しで、相手には押しつけに聞こえることがある。
  • 完璧を求めるのはいいが、過ぎたるは及ばざるが如し。まずは期限内に形にしよう。

類義語

  • 過不足なく
  • 中庸を得る
  • ほどほどがよい
  • 度を越すな

対義語

  • 過ぎたるより及ばざるがよし

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