過ぎたるは及ばざるがごとし
読み方
すぎたるは およばざるが ごとし意味
物事は度を越してやりすぎると、足りない場合と同じようによくない、という意味。多すぎること・行きすぎることを戒め、何事にも適度やほどよさが大切だと教えることわざ。由来
中国の儒教経典『論語』先進篇にある孔子の言葉「過猶不及」に由来する。成立は春秋時代末期ごろ、紀元前5世紀前後とされる。日本では漢籍の受容を通じて広まり、文語的なことわざ「過ぎたるは(猶)及ばざるがごとし」として定着した。備考
やや硬い文語的表現。日常会話では『何事もほどほどが大事』のように言い換えることも多い。元の形として『過ぎたるは猶及ばざるが如し』もよく知られる。例文
- 健康のための運動でも、無理をしすぎれば体を壊す。過ぎたるは及ばざるがごとしだ。
- 子どもを思うあまり口を出しすぎると、自主性を奪ってしまう。まさに過ぎたるは及ばざるがごとしである。
- 節約は大切だが、行きすぎると生活が窮屈になる。過ぎたるは及ばざるがごとしを忘れてはいけない。
- 資料を詰め込みすぎたせいで、発表の要点がかえって伝わらなかった。過ぎたるは及ばざるがごとしだね。
- 親切のつもりでも助言が多すぎると相手には負担になる。過ぎたるは及ばざるがごとしという。
類義語
- 過ぎたるはなお及ばざるがごとし
- 薬も過ぎれば毒となる
- 中庸
対義語
- 多々益々弁ず
- 大は小を兼ねる