運は天にあり
読み方
うん は てん に あり意味
人の力ではどうにもならない運や成否は、天の定めに委ねられているという意味。できるだけのことをした後は、結果をくよくよ心配せず、天命に任せて覚悟を決めるべきだという考えを表す。由来
「天」は天命・神仏のはからいを指す。戦国武将・上杉謙信(1530〜1578)の訓戒とされる「運は天にあり、鎧は胸にあり、手柄は足にあり」の一節として伝えられる。成立は戦国時代(16世紀)とされるが、文献上の正確な初出年は不明。備考
やや古風で武士的な響きがある。単なる他力本願ではなく、努力や覚悟を尽くした後に結果を受け入れる文脈で使うと自然。例文
- ここまで準備したら、あとは運は天にありと腹をくくって試験に臨もう。
- 決勝戦の前、監督は「運は天にあり。悔いなく戦え」と選手たちを送り出した。
- 面接の結果はもう変えられない。運は天にあり、今は静かに待つだけだ。
- 新商品の売れ行きは読めないが、やれることはやった。運は天にありの心境だ。
- 彼は「運は天にあり」と言って、危険な任務にも落ち着いて向かった。
類義語
- 運を天に任せる
- 成否は天に任せる
- 人事を尽くして天命を待つ
- 勝敗は時の運
- 運否天賦
対義語
- 運命は自ら切り開く
- 天は自ら助くる者を助く