転がる石には苔が生えぬ
読み方
ころがる いし には こけ が はえぬ意味
転がり続ける石には苔がつかないことから、職業や住居をしばしば変える人は地位や財産を得にくい、という意味。また現代では、常に活動している人は古びず停滞しない、という肯定的な意味でも使われる。由来
英語のことわざ “A rolling stone gathers no moss.” の訳として広まった表現。起源は古代ギリシア・ローマ系の格言にさかのぼるともされるが、日本での定着時期は明確ではなく、明治時代以降に英語教育や翻訳を通じて知られるようになったと考えられる。備考
同じ表現でも、英国風には「落ち着かず成功しにくい」、米国風には「活動的で停滞しない」と解釈されることがある。例文
- 彼は仕事を転々としているので、転がる石には苔が生えぬと言われても仕方がない。
- 一つの会社に腰を据えずに移るばかりでは、転がる石には苔が生えぬという面もある。
- 彼女は常に新しい分野に挑戦していて、まさに転がる石には苔が生えぬという生き方だ。
- 海外を渡り歩く彼には安定はないが、転がる石には苔が生えぬで、いつも若々しい。
- 転がる石には苔が生えぬと言うが、変化を恐れないことが成長につながる場合もある。
類義語
- 転石苔を生ぜず
- 流水腐らず
- A rolling stone gathers no moss
対義語
- 石の上にも三年