身から出た錆
読み方
みからでたさび
意味
自分のした悪い行いが原因となって、のちに自分自身が苦しんだり不利益を受けたりすること。人のせいではなく、自分の責任で招いた結果だという意味で用いる。
由来
刀剣や農具などの鉄は、手入れを怠ったり湿気にさらしたりすると自分の身(鉄そのもの)から錆が生じることにたとえた表現。いつ頃成立したかは不明だが、江戸時代には用例が見られるとされ、古くから口語的に用いられてきた。
備考
他人を責める状況ではなく「自分の行為が原因で自分に返る」場合に使う。やや突き放した言い方になるため、目上や当事者への直接の非難には配慮が必要。
例文
- 不正が発覚して左遷されたのは、身から出た錆だ。
- 約束を破って信用を失ったのだから、身から出た錆だよ。
- 勉強を怠けて試験に落ちたのは身から出た錆だと反省した。
- 彼が孤立したのも、日頃の言動が原因で身から出た錆だ。
- 注意を聞かずに無理をしてけがをしたのは、まさに身から出た錆だった。
類義語
- 自業自得
- 因果応報
- 身から出た錆
- 自分で蒔いた種は自分で刈り取る
- 蒔いた種は刈らねばならぬ
対義語
- 濡れ衣
- もらい事故