足下から鳥が立つ
読み方
あしもと から とり が たつ意味
思いがけない出来事が急に起こり、驚いてあわてることのたとえ。また、十分な準備がないまま、急いで支度したり行動したりすることもいう。由来
野や草むらを歩いていると、足もとから突然鳥が飛び立って人が驚く情景に由来するとされる。そこから、予想外の事態で急にあわただしくなる意味になった。成立時期の詳細は不明だが、少なくとも江戸時代にはことわざとして用いられていたと考えられる。備考
「足元から鳥が立つ」とも書く。急な知らせ・出発・引っ越しなどで、落ち着いて準備する間もなく慌ただしく動く場面に使われる。やや古風な表現。例文
- 突然の転勤辞令が出て、足下から鳥が立つ思いで引っ越しの準備をした。
- 締め切り前日に仕様変更が伝えられ、開発チームは足下から鳥が立つ騒ぎになった。
- 父の急な入院の知らせに、家族は足下から鳥が立つように病院へ向かった。
- 旅行の前日に必要書類の不備が見つかり、足下から鳥が立つ思いをした。
- 急な来客があり、彼女は足下から鳥が立つように部屋を片づけ始めた。
類義語
- 取るものも取りあえず
- 寝耳に水
- 青天の霹靂
- 藪から棒
対義語
- 備えあれば憂いなし
- 転ばぬ先の杖
- 用意周到
- 泰然自若