蛙の面に小便
読み方
かえる の つら に しょうべん意味
人から何かされても少しもこたえず、平気な顔をしていることのたとえ。また、忠告や非難、働きかけをしても相手にまったく効き目がないことにもいう。厚かましく、恥じたり反省したりしない様子をあざけって使うことが多い。由来
成立時期は未詳ですが、少なくとも江戸時代(17〜19世紀)には類似の形が見られるとされます。水辺にいる蛙は顔がぬれても平然としているように見え、そこへ小便をかけても少しも動じない、という見立てから、恥じない・こたえない様子のたとえになったと考えられています。備考
相手の無神経さや厚かましさを非難していうことが多い。ややくだけた、少し荒い響きがあるので、目上の人への使用は避けるのが無難。『蛙の面に水』という近い形もある。例文
- いくら注意しても彼には蛙の面に小便で、遅刻をまったく改めない。
- 弟は母に叱られても蛙の面に小便で、また同じいたずらをした。
- こちらの抗議など、その会社には蛙の面に小便だった。
- 失礼なことを言われても平然としているなんて、まさに蛙の面に小便だ。
- SNSで批判されてもどこ吹く風の彼の態度は、蛙の面に小便そのものだ。
類義語
- どこ吹く風
- 暖簾に腕押し
- 糠に釘
- 豆腐に鎹
- 馬耳東風
対義語
- 顔から火が出る
- 青菜に塩
- 打てば響く