蛇に噛まれて朽縄に怖じる
読み方
へび に かまれて くちなわ に おじる意味
一度ひどい目に遭うと、それに似たものや関係のないものまで恐れて、必要以上に用心深くなること。蛇に噛まれた人が、朽ちた縄を見ても蛇だと思って怖がる様子からいう。由来
成立年代は不詳。古くから日本で用いられることわざで、蛇に噛まれた経験から、蛇に似て見える朽ちた縄まで恐れるというたとえに基づく。中国の俗諺「一朝被蛇咬、十年怕井縄」など類似表現との関連も指摘される。備考
「朽縄」は朽ちた縄のこと。「怖じる」は「おじる」と読み、やや古風な言い方。過度な警戒を少し批判的に述べる場面で使われる。例文
- 前の投資で大損した彼は、蛇に噛まれて朽縄に怖じるように、少しのリスクにも手を出さなくなった。
- 一度詐欺メールに引っかかってから、母は蛇に噛まれて朽縄に怖じるで、正規の通知まで疑っている。
- 前回の失敗がよほどこたえたのか、彼女は蛇に噛まれて朽縄に怖じるように新しい企画を避けている。
- その店で食あたりして以来、同じ料理を見るだけで不安になるとは、まさに蛇に噛まれて朽縄に怖じるだ。
- 失恋の傷が深く、彼は蛇に噛まれて朽縄に怖じるように、親切な誘いまで警戒してしまう。
類義語
- 羹に懲りて膾を吹く
- 蛇に噛まれて縄に怖じる
- 黒犬に噛まれて赤犬に怖じる
- 一度あることは二度ある
対義語
- 喉元過ぎれば熱さを忘れる