船は船頭に任せよ
読み方
ふね は せんどう に まかせよ意味
船の操縦は船頭に任せるのがよいように、専門的な知識や経験を要することは、その道の専門家や責任者に任せるべきだという意味。事情を知らない者がむやみに口出しすると、かえって物事がうまく進まないという戒めにも使う。由来
船を動かすには水路・潮流・天候を知る船頭の経験が不可欠だったことに由来する。水運が生活や商業に深く関わった江戸時代ごろに広まったと考えられるが、正確な初出年・成立年は不詳。備考
「専門家・担当者を信頼せよ」という前向きな意味で使う一方、部外者の口出しをやんわり戒める表現にもなる。命令形なので目上には言い方に注意。例文
- システムの復旧方法については、船は船頭に任せよで、担当のエンジニアに判断を委ねよう。
- 父は結婚式の進行に細かく口を出したが、母に「船は船頭に任せよ」とたしなめられた。
- 海外との契約交渉は経験豊富な法務部に任せるべきだ。まさに船は船頭に任せよだ。
- 私は料理が苦手なので、宴会の献立は店の大将に任せた。船は船頭に任せよというものだ。
- 現場を知らない本社が細部まで指示すると混乱する。船は船頭に任せよで、現場責任者の裁量を尊重したい。
類義語
- 餅は餅屋
- 適材適所
- 専門家に任せる
- その道のことはその道の人に任せよ
対義語
- 素人判断
- 門外漢の差し出口
- 越権行為