腹八分目に医者いらず
読み方
はらはちぶめ に いしゃいらず意味
食事は満腹になるまで食べず、腹八分目ほどに抑えるのが健康によく、そうしていれば医者の世話になることも少ない、という意味。転じて、何事もやりすぎず節度を守るのが大切だという教えにもなる。由来
正確な初出年は不詳ですが、食べすぎを戒める養生の考え方は江戸時代には広く見られます。とくに貝原益軒の『養生訓』(正徳3年・1713年)などに見られる節食思想と通じ、近世以降に「腹八分目」が健康法として定着する中で、このことわざも広まったと考えられます。備考
健康や食養生を語るときによく使う。文字どおり食べすぎを戒める表現だが、比喩的に「何事もほどほどがよい」という意味でも使える。『腹八分に医者いらず』ともいう。例文
- 祖母はいつも「腹八分目に医者いらずだから、食べすぎるな」と言っていた。
- 健康診断の結果を見てから、腹八分目に医者いらずを意識して夕食を控えめにしている。
- ごちそうが並んでいても、腹八分目に医者いらずという言葉を思い出して箸を止めた。
- 子どもにも、好きな物ほど腹八分目に医者いらずだと教えている。
- 年齢を重ねてからは、腹八分目に医者いらずを実感するようになった。
類義語
- 腹八分に病なし
- 腹も身の内
- 大食短命
対義語
- 暴飲暴食
- 飽食
- 大食