縁は異なもの味なもの
読み方
えんはいなものあじなもの
意味
男女の縁や結婚は、理屈では説明できない不思議さがあり、当人にとっては妙に魅力的で味わい深いものだ、という意味。周囲から見ると意外な組み合わせでも、本人同士には強い引力や面白さがあることをいう。
由来
江戸時代の上方で流行した俗謡・端唄(はうた)などに見える言い回しが広まったとされる。正確な初出年は不明だが、江戸後期(18〜19世紀)頃には一般に用いられていたといわれる。
備考
主に男女の仲・結婚の不思議さを言う。やや口語的で、驚きや納得の気持ちを添える表現。人間関係一般にも広げて使うことがある。
例文
- あの二人が結婚するなんて意外だけど、縁は異なもの味なものだね。
- 友人の紹介で会った人とすぐ意気投合した。縁は異なもの味なものだ。
- 周りが反対しても本人たちは幸せそうだし、縁は異なもの味なものだと思う。
- 転勤先で出会った人が伴侶になるとは、縁は異なもの味なものだな。
- 昔けんか別れした相手と再会して付き合うことになるなんて、縁は異なもの味なものだ。
類義語
- 袖振り合うも多生の縁
- 縁は奇なもの
- 縁は不思議なもの
対義語
- 縁なき衆生は度し難し