紺屋の明後日
読み方
こうや の あさって意味
約束した期限や返事が当てにならず、先へ先へと延ばされること。「明後日」と言っても実際にはいつになるか分からない、という意味で、相手の返事や納期が信用できない場合に使う。由来
「紺屋」は藍染めなどを行う染物屋のこと。染め物は天候や工程に左右され、客に仕上がりを聞かれると「明後日」と言って先延ばしにしがちだったことから生まれた俗諺とされる。成立の正確な時期は不詳だが、江戸時代ごろには広まっていたと考えられる。備考
やや古風な言い回し。相手の約束を信用できないと批判する表現なので、本人に直接使うと失礼に響くことがある。例文
- 修理は明後日終わると言われたが、あの店は紺屋の明後日だから期待しないでおこう。
- 部長の「すぐ確認する」は、結局いつも紺屋の明後日になってしまう。
- 納品日を何度も延ばされ、まさに紺屋の明後日だと取引先に注意した。
- 彼の返事は紺屋の明後日で、待っていても予定が立てられない。
- 「来週には払う」と言うが、これまでの態度を見ると紺屋の明後日かもしれない。
類義語
- 空手形
- 当てにならない約束
- 口約束
- その場しのぎの返事
対義語
- 一諾千金
- 有言実行
- 言行一致
- 約束を守る