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立つ鳥跡を濁さず

読み方

たつとり あとを にごさず

意味

立ち去る者は、あとに見苦しいものや迷惑を残してはいけないという意味。職場を辞める、引っ越す、人間関係を終えるなどの際に、後始末をきちんとし、周囲に不快感や混乱を残さない姿勢を戒める言葉。

由来

水鳥が飛び立つとき、立っていた水辺を濁さずきれいなままにして去る様子にたとえたことわざ。正確な成立年は不明だが、江戸時代のことわざ資料にも見られるとされ、古くから日本で用いられてきた表現。

備考

別れ際や退職・転居などでよく使う。美徳としての「後始末のよさ」を表すが、相手を責める言い方になる場合もあるので注意。

例文

  • 退職するなら、引き継ぎ資料をきちんと作って、立つ鳥跡を濁さずでいこう。
  • 部屋を出る前に掃除を済ませた彼女は、まさに立つ鳥跡を濁さずだった。
  • プロジェクトを離れることになったが、最後まで責任を果たすのが立つ鳥跡を濁さずというものだ。
  • 別れるときこそ相手を悪く言わず、立つ鳥跡を濁さずを心がけたい。
  • 店を閉める前に取引先への連絡を済ませ、立つ鳥跡を濁さずの姿勢を示した。

類義語

  • 飛ぶ鳥跡を濁さず
  • 去る者は日々に疎し

対義語

  • 後は野となれ山となれ
  • 旅の恥はかき捨て

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