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立っている者は親でも使え

読み方

たっている もの は おや でも つかえ

意味

そばにいて動ける人がいるなら、たとえ親のように遠慮すべき相手でも、用事を頼んでよいということ。特に急いでいる時や人手が足りない時は、身近にいる人を有効に使えという意味。

由来

座っている人より、すでに立っている人の方が頼み事や用足しに動きやすいという日常感覚から生まれた言い回し。成立年や初出文献は不明だが、近世以降の庶民生活の中で広まったことわざと考えられる。

備考

文字どおり親を粗末に扱う意味ではない。親しい間柄で冗談めかして使うことが多く、目上の人に直接言うと失礼に聞こえる場合がある。

例文

  • 会議の準備が間に合わず、立っている者は親でも使えと、通りかかった同僚に椅子を運んでもらった。
  • 母に悪いとは思ったが、急いでいたので、立っている者は親でも使えで郵便物を取ってもらった。
  • 店が混み始めると、店長は立っている者は親でも使えと言って、休憩中のスタッフにも声をかけた。
  • 資料を印刷し忘れたので、立っている者は親でも使えと思い、近くにいた後輩に頼んだ。
  • 引っ越し当日は人手不足で、立っている者は親でも使えの精神で、家族全員に荷物を運んでもらった。

類義語

  • 立った者は親でも使え
  • 使えるものは何でも使え
  • 猫の手も借りたい

このことわざに含まれる漢字

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