空樽は音が高い
読み方
あきだる は おと が たかい意味
中身のない空の樽ほど叩くと大きな音がすることから、実力や知識の乏しい人ほど大げさに話したり、よくしゃべったりするというたとえ。内容の薄さを、やかましさや自己主張の強さで批判する時に使う。由来
空の樽は中身の詰まった樽より響いて大きな音を立てるという観察に基づくたとえ。英語の “Empty vessels make the most sound/noise” など西洋のことわざに通じ、日本での初出時期は不詳だが、近代以降に訳語として定着したとみられる。備考
人を「中身がない」と評する強い皮肉なので、本人に直接言うと失礼になりやすい。表記は「空き樽は音が高い」も一般的。例文
- 彼は会議で一番長く話していたが、具体案は何もなく、まさに空樽は音が高いだった。
- 知識がある人ほど慎重に語るものだ。空樽は音が高いというからね。
- SNSで大げさな批判ばかりしている彼を見ると、空樽は音が高いと思ってしまう。
- 新入社員を見下すように自慢話を続ける先輩に、同僚は空樽は音が高いと苦笑した。
- 本当に実力のある職人は黙って結果を出す。空樽は音が高いとはよく言ったものだ。
類義語
- 浅瀬に仇波
- 空き樽は音が高い
- 空き樽は音高し
対義語
- 能ある鷹は爪を隠す
- 実るほど頭を垂れる稲穂かな
- 沈黙は金