石に漱ぎ流れに枕する
読み方
いしに くちすすぎ ながれに まくらする意味
自分の言い間違いや誤りを認めず、無理な理屈をつけて言い張ること。負け惜しみを言って、強情を通すことのたとえ。由来
中国・西晋時代(3世紀末〜4世紀初頭)の故事に由来する。孫楚が隠遁の思いを述べる際、本来は「石に枕し流れに漱ぐ」と言うべきところを誤って「石に漱ぎ流れに枕する」と言った。王済に誤りを指摘されても、孫楚が理屈をつけて言い逃れしたことから、誤りを認めず強弁する意味で使われるようになった。備考
中国古典由来のやや文語的な表現。『漱石枕流』とも関係が深い。対になる『石に枕し流れに漱ぐ』は別の意味なので混同に注意。例文
- 誤字を指摘された彼は、石に漱ぎ流れに枕するような弁解を続けた。
- 石に漱ぎ流れに枕する態度では、会議はいつまでも前に進まない。
- 失敗を認めずに石に漱ぎ流れに枕していては、周囲の信頼を失うだけだ。
- その記者会見は、石に漱ぎ流れに枕する印象ばかりが残った。
- 若いころの私は石に漱ぎ流れに枕し、謝るべき場面でも意地を張っていた。
類義語
- 漱石枕流
- 強弁する
- 屁理屈をこねる
- 負け惜しみを言う
- 意地を張る
対義語
- 過ちては改むるに憚ることなかれ
- 素直に非を認める
- 潔く謝る