短気は損気
読み方
たんき は そんき意味
怒りっぽく、すぐ腹を立てると、言い過ぎたり判断を誤ったりして、結局は自分が損をするということ。感情にまかせず、落ち着いて行動する大切さを戒めることわざ。由来
「短気」は気が短いこと、「損気」は損を招く気質・損な役回りになることを表す。正確な初出は不明だが、江戸時代(17〜19世紀)のいろはかるたにも見られ、遅くとも近世には広く使われていたと考えられる。語呂のよい対句で、短気の害を戒めた表現。備考
人をたしなめたり、自分を戒めたりするときに使う。『損気』は日常では単独であまり使わず、このことわざで定着している。説教調に響くこともある。例文
- クレーム対応では、短気は損気だから、まず相手の話を最後まで聞こう。
- レジの列でいらいらして店員に当たるのは、まさに短気は損気だ。
- 交渉の場で感情的になると条件が悪くなる。短気は損気を忘れてはいけない。
- 子どもが失敗してもすぐ怒鳴らず、短気は損気だと思って深呼吸した。
- SNSで腹が立っても、短気は損気だから投稿する前に一晩置こう。
類義語
- 急いては事を仕損じる
- 急がば回れ
- 堪忍は一生の宝
- 堪忍五両思案十両