目病み女に風邪引き男
読み方
めやみ おんな に かぜひき おとこ意味
目を患った女性は目元が潤んで弱々しく見え、風邪をひいた男性は声や態度にどこか憂いが出て、かえって色気や魅力が増すというたとえ。病気そのものをよいとするのではなく、少し弱った様子が異性の目に魅力的に映ることをいう。由来
成立年は不詳。江戸時代ごろからの俗諺とされる。目を病んだ女性の潤んだ目つきや、風邪をひいた男性のかすれ声・物憂げな様子を、当時の感覚で「色気がある」と見たことに由来する。備考
現代ではやや古風で、病気や容姿を評する表現のため相手によっては失礼になる。冗談や文学的説明に限って慎重に使うのがよい。例文
- 彼女は花粉症で目が潤んでいて、友人が冗談めかして「目病み女に風邪引き男だね」と言った。
- 風邪で声が少しかすれた彼を見て、昔の人なら目病み女に風邪引き男と言ったかもしれない。
- 目病み女に風邪引き男というが、弱っている人をからかうような使い方は避けたい。
- 舞台では、役者の物憂げな表情が目病み女に風邪引き男のような色気を生んでいた。
- 祖母は、少し憂いを帯びた表情の人を見ると、目病み女に風邪引き男という古い言い方を思い出すらしい。
類義語
- 目元千両
- 色気は目元から
- 水も滴るいい男