百害あって一利なし
読み方
ひゃくがい あって いちり なし意味
害が非常に多く、少しの利益もないこと。ある行為や物事が、まったく役に立たず、むしろ悪い結果ばかりを招くときにいう。由来
正確な初出や成立年代は不詳です。中国古典にそのまま一致する典拠は明確ではありませんが、「百害」(多くの害)と「一利」(わずかな益)を対比した漢文調の表現で、日本では近代以降、悪習慣や有害なものを強く否定する言い回しとして広く定着しました。備考
強い否定や警告を表すことわざ。日常では「〜は百害あって一利なしだ」の形で、喫煙・悪習慣・無用な対立などに広く使う。断定的なので相手への直接使用は場面を選ぶ。例文
- 喫煙は健康にとって百害あって一利なしだと言われる。
- 感情的な言い争いは、関係を悪くするだけで百害あって一利なしだ。
- 期限直前まで準備を先延ばしにするのは、仕事では百害あって一利なしだよ。
- 根拠のないうわさを広める行為は、職場にとって百害あって一利なしだ。
- 睡眠不足で運転するのは、自分にも周囲にも百害あって一利なしである。
類義語
- 有害無益
- 無益有害
- 害あって益なし
対義語
- 一石二鳥
- 一挙両得