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病上手に死に下手

読み方

やまいじょうず に しにべた

意味

病気がちで養生の仕方をよく知っている人は、体調の変化に敏感で無理をしないため、かえって大病を避けて長生きするという意味。少し病弱な人のほうが健康管理に慎重だ、という経験則を表す。

由来

病気になったときの養生が上手な人は、結果的に命を長らえるという生活上の観察から生まれた俚諺。特定の出典や成立年は不詳だが、江戸時代以降の庶民のことわざとして広まったと考えられる。

備考

「死に下手」はやや冗談めいた表現で、本人以外に使うと失礼に聞こえることがある。親しい間柄や一般論で使うのが無難。

例文

  • 祖父は若いころから病院通いが多かったが、九十歳を過ぎても元気で、まさに病上手に死に下手だ。
  • 少し熱が出ただけで休む彼を笑っていたが、病上手に死に下手というように、無理をしないのは大切だ。
  • 母は体調管理が細かく、病上手に死に下手で、家族の誰よりも長生きしそうだ。
  • 持病があるからこそ食事や睡眠に気をつけている。病上手に死に下手とはよく言ったものだ。
  • 彼女はしょっちゅう風邪をひくが、早めに休んで悪化させないので、病上手に死に下手と言える。

類義語

  • 一病息災
  • 小病は大病の薬
  • 用心に怪我なし

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