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田舎の学問より京の昼寝

読み方

いなか の がくもん より きょう の ひるね

意味

文化・学問の中心である京に身を置けば、たとえ昼寝をしているだけでも、田舎で一生懸命学ぶより多くの刺激や見聞が得られるということ。環境や場所が人の知識・教養に大きく影響する、という意味で使う。

由来

「京」は京都、すなわち長く日本の都であり、政治・文化・学問の中心であった場所を指す。田舎で机上の学問をするより、京にいるだけで自然に見聞が広がるという発想から生まれた。成立年代や初出は不詳だが、京都が文化的中心と見なされた中世〜近世、特に江戸時代以前の価値観を背景に広まったことわざと考えられる。

備考

現代では「田舎」を低く見る表現に聞こえる場合があるため注意。比喩として、中心地や本場の環境から得る学びの大きさを述べるときに使う。

例文

  • 海外の研究機関に半年いただけで視野が広がった。まさに田舎の学問より京の昼寝だ。
  • 本で読むだけでなく、最先端の現場に行くべきだよ。田舎の学問より京の昼寝というだろう。
  • 彼は都会の美術館や劇場に通ううちに、自然と鑑賞眼を身につけた。田舎の学問より京の昼寝だね。
  • 地方で独学を続けるのも立派だが、一度は東京の専門家たちと交流したほうがいい。田舎の学問より京の昼寝だ。
  • 名門校の授業だけでなく、周囲の友人や施設から受ける刺激も大きい。田舎の学問より京の昼寝という言葉を思い出す。

類義語

  • 田舎の賢人より京の阿呆
  • 門前の小僧習わぬ経を読む
  • 朱に交われば赤くなる
  • 習うより慣れよ

対義語

  • 住めば都
  • 玉磨かざれば光なし
  • 学問に王道なし

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