獅子は兎を搏つに全力を用う
読み方
しし は うさぎ を うつ に ぜんりょく を もちう意味
強い者や実力のある者でも、相手が弱い・小さいと思って油断してはならず、どんな小さな仕事や容易に見えることにも全力で取り組むべきだという教え。成功が確実に見える場面ほど、手を抜かない姿勢が大切だという意味。由来
中国の成句「獅子搏兎、亦用全力」(獅子は兎を捕らえるにもまた全力を用いる)に由来する漢籍系のことわざ。日本では漢文訓読調の教訓句として広まった。正確な成立年代は不明だが、中国古典由来の表現として近世以降の日本の辞書・成句集にも見られる。備考
文語的・漢文訓読調で硬い表現。日常会話ではやや大げさに響くため、文章・訓示・ビジネスの戒めなどで使われやすい。例文
- 相手は新人チームだが、獅子は兎を搏つに全力を用うというから、準備を怠ってはいけない。
- 簡単な案件に見えても、獅子は兎を搏つに全力を用うの精神で、確認作業を丁寧に進めた。
- 格下との試合ほど危ない。獅子は兎を搏つに全力を用うで、最初から全力でいこう。
- 社長は若手の小さな提案にも真剣に耳を傾け、獅子は兎を搏つに全力を用うを実践している。
- 入試の基本問題だからといって油断せず、獅子は兎を搏つに全力を用うつもりで解いた。
類義語
- 油断大敵
- 小敵と見て侮るな
- 勝って兜の緒を締めよ
- 大敵と見て恐れず小敵と見て侮らず
- 念には念を入れよ
対義語
- 高をくくる
- 油断する
- 侮ってかかる
- 手を抜く