猫の手も借りたい
読み方
ねこのてもかりたい
意味
非常に忙しく、人手がいくらあっても足りない状態をいう。役に立つかどうかも分からない「猫の手」まで借りたいと思うほど切迫している、という誇張表現。
由来
「猫の手」は小さく役に立ちにくいもののたとえで、それすら借りたいほど忙しいという比喩から生まれた。成立した正確な年・時代は不明だが、近世以降の口語的表現として広く定着したとされる。
備考
「忙しさ」の誇張表現。実際に猫を借りる意味ではない。話し言葉でよく使い、「猫の手も借りたいほど忙しい」の形も多い。
例文
- 年度末で書類が山積みだ。猫の手も借りたいよ。
- 引っ越し当日は猫の手も借りたいほどバタバタした。
- 店が急に繁盛して、猫の手も借りたい忙しさだ。
- 試験前で猫の手も借りたいのに、頼れる友だちがいない。
- 人手不足の現場は猫の手も借りたい状況が続いている。
類義語
- 猫の手も借りたいほど
- 多忙を極める
- てんてこ舞い
- 目が回るほど忙しい
- 大わらわ
対義語
- 余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)
- 手が空いている
- 暇を持て余す