犬も歩けば棒に当たる
読み方
いぬ も あるけば ぼう に あたる意味
何か行動を起こすと、思いがけない幸運に出会うことがあるという意味。もとは、むやみに出歩いたり余計なことをしたりすると災難に遭う、という戒めの意味でも使われた。現在は主に前向きな意味で用いられる。由来
犬がうろついていると人の持つ棒で打たれることがある、という身近な情景から生まれた表現。江戸時代後期(18〜19世紀ごろ)に広まった「いろはかるた」の「い」の札として知られる。成立年は厳密には不明。備考
現代では「行動すれば幸運に出会う」の意味が一般的だが、本来は「出しゃばると災難に遭う」という否定的な意味もある。文脈に注意。例文
- 迷っていたが展示会に行ってみたら、思わぬ仕事の依頼を受けた。犬も歩けば棒に当たるだね。
- 新しい趣味の集まりに参加したら、昔の友人に再会した。まさに犬も歩けば棒に当たる。
- 営業先を一件増やしただけで大口の契約につながった。犬も歩けば棒に当たるものだ。
- 家で悩んでいるより、外に出て人に会おう。犬も歩けば棒に当たるというし。
- 余計な口出しをして怒られたよ。昔の意味で言えば、犬も歩けば棒に当たるだ。
類義語
- 蒔かぬ種は生えぬ
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず
- 下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる
- 藪をつついて蛇を出す
対義語
- 果報は寝て待て
- 待てば海路の日和あり