物言わぬは腹ふくるるわざ
読み方
ものいわぬ は はらふくるる わざ意味
言いたいことや不満を口に出さずに黙っていると、心の中にわだかまりがたまって苦しくなるという意味。必要なことは我慢して抱え込まず、適切に伝えたほうがよいという教え。由来
特定の故事に基づくものではなく、起源は不詳。感情や思いは「腹」に宿るとする日本古来の身体観から生まれた表現とされる。遅くとも中世以降には「腹ふくるる」という言い回しが見られ、近世のことわざとして定着した。備考
やや古風な言い回し。「腹ふくるる」は不満が腹にたまる比喩。現代では教訓的・説明的な文脈で使われることが多い。例文
- 会議で反対意見を言わなかったが、物言わぬは腹ふくるるわざで、あとからずっと気になってしまった。
- 不満があるなら早めに伝えたほうがいい。物言わぬは腹ふくるるわざというだろう。
- 彼女はいつも我慢しているが、物言わぬは腹ふくるるわざで、いつかつらくなると思う。
- 小さな誤解でも黙っていると大きくなる。物言わぬは腹ふくるるわざだ。
- 上司に遠慮して希望を言えなかったが、物言わぬは腹ふくるるわざだと感じ、後日改めて相談した。
類義語
- 言わねば腹ふくる
- 物言わねば腹ふくる
- 腹にためるな
対義語
- 言わぬが花
- 沈黙は金
- 口は災いの元
- 物言えば唇寒し秋の風